So-net無料ブログ作成
検索選択
美術館・博物館 ブログトップ

茶の湯展が開催されます 東京国立博物館 [美術館・博物館]

こんにちは 翠雀です。

まもなく東京国立博物館で特別展【茶の湯】が開催されます。
4月11日~6月4日

茶の湯展.jpg

専用HPはコチラ

今回の一番の話題は、曜変天目茶碗ではないでしょうか。
以前も見た事があるのですが、もう本当に美しいですよ[exclamation×2]

こんなに美しいものがこの世にあるのか~ しかも人が作りだしたのか、と感動したものです。
私は宇宙をイメージしたのですが、宇宙の映像など知らない時代の人達は何を想像したのでしょうね。

他にも国宝級のものが沢山あります。

大井戸茶碗 喜左衛門(きざえもん)もその一つ。

このお茶碗にはちょっとコワイ伝説もありますね。
加藤清正がこのお茶碗でお茶をのんでから亡くなったことから、清正公の呪いとか・・・
その後も持ち主たちが不幸な終末を迎えたとか・・・
最終的には大徳寺の孤蓬庵に納められています。
嘘かマコトか[exclamation&question]ですが、それほど人を惹きつけるということかな。

また、東京近代美術館では【茶碗の中の宇宙】と題した楽家の展覧会を開催中です。

専用HPはコチラ

4月11日からは無料のシャトルバスも運行されますので、展覧会のハシゴはいかがでしょうか。

好きな展覧会は一人でじっくりが良いですね[わーい(嬉しい顔)] 
みなさまも是非お出掛けください。
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

大仙厓展に行ってきました 出光美術館 [美術館・博物館]

こんにちは 翠雀です。

お天気はいま一つですが暖かい千葉県です。

昨日、仕事の後で出光美術館に行きました。

大仙厓展.jpg

【大仙厓展】が開催されていて、金曜は19時まで時間延長されます。
そして昨日は18時から学芸員さんによる解説のある日でした。

仙厓(せんがい)さん(1750年~1837年)をご存じですか?
私は絵はどこかで見た事あったのですが、お名前は知りませんでした。

臨済宗のお坊さんで、笑いとユーモアを通して禅の教えをひろめた事で知られます。
パンフレットになった代表的な禅画は、【指月布袋画賛】ですが

禅の悟りとは如何なるものか?

を示しているそうです。

思わずニッコリしてしまう絵に添えられた言葉は易しい言葉ですが
いろいろと考えさせられるものばかり。

学芸員さんの解説を聞きながら、あれこれと思いをめぐらせました。

140点の作品がありましたが、その中でも特に心に残った作品は
【堪忍柳画賛】です。

大きく ‘堪忍’ と書かれた隣に強風に吹かれている柳の木が描かれており
それに添えられたことばは

『気に入らぬ風もあろうに柳かな』

心地よいそよ風の日ばかりではなく、耐え難い大風もあるであろうに
柳はさらりと受け流してやり過ごす。
我慢できない事をじっと耐え忍ぶことが、必要な時もあるのだよ、と語りかけます。

そして、もう一つ

大きな牡丹の花が描かれた【牡丹画賛】
添えられた言葉は

『うへて見よ 花のそだたぬ里もなし 心ろからこそ 身は畢しけれ』

何事もやってみなければ始まらない という事でしょう。
仙厓さんの最後のメッセージです。
後半の意味が今はよくわからないのですが、今はそれで充分。

1時間たらずの鑑賞となり、後ろ髪ひかれる思いで美術館を出ました。
1日中仙厓さんとじっくり向き合えたら良かっただろうな~と思いました。

会期は明日13日までです。
間に合う方は是非お出掛けください。きっと心に響く言葉と出会えますよ。

ちなみに図録を買いました。 解説も丁寧で読み応えアリです。

美術館を出て丸の内仲通りへ。
前日から始まったイルミネーションです。

丸の内仲通りイルミネーション.jpg

白一色でシンプルですが大人っぽいです。

そして三菱一号館の中庭に寄り道しました。

三菱一号館広場.jpg

三菱一号館広場ツリー.jpg

寒いけどキレイな季節です。

みなさま、良い週末をお過ごしください。

出品中の商品はこちら
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ワタシの知らない世界 根付の魅力 [美術館・博物館]

こんにちは 翠雀です。

先週と今週と2度も同じ博物館へ行ってまいりました[exclamation]

朝のスカイツリー.JPG

スカイツリーのふもとにあります。

タバ塩.JPG

たばこと塩の博物館です。

以前は渋谷にありましたが、1年前にこちらでリニューアルオープンしました。
今開催している特別展を見てきました。

たばこと塩の博物館.jpg

根付(ねつけ)というのは、印籠や煙草入れを腰から下げる際に、その紐などの先に付けて
帯に挟んだ留め具です。
江戸時代には実用品でした。
明治維新後、洋装になったり、巻き煙草が主流になったりして
実用品ではなくなっていきましたが、日本を訪れた外国人がこの小さな工芸品に魅せられ
多くの根付が海外に流出しました。

子供のてのひらにおさまる程の小さなものですが、驚きの世界が広がっていました[目]

展示は撮影禁止だったので、図録を買ってきました。

2度も行ったのは、講演会を聴くためです。
昨日は、日本根付研究会からの先生が約2時間お話ししてくださいました。

根付の歴史から始まり、名工といわれる森田藻己(もりたそうこ)の周辺について
分かり易く楽しい内容でした。

藻己という人は大正~昭和にかけての第一人者ですが
この人の作品は本当に超絶技巧です。

まず試作品を作り、オーダー主の希望を取り入れて
本番に臨むそうです。

当時の弟子の修業というのは11年間が平均らしいのですが
藻己に弟子入りすると
1年目 正しい姿勢で正座が続けられるようになること
2年目 小刀をきちんと砥げるようになること
3年目 やっと彫りを教えてもらえます

姿勢が大事だったり、道具が大事だったり
なんだか茶道にも通じるかも。
茶道では『位置の決定』が大切であると教わります。
道具と身体が定位置にピタッとおさまらないと具合が悪い。

話しがそれましたが、藻己は本当に良い作品にしか弟子に銘(作者の名前)を入れさせなかったそうです。
後々恥ずかしくなるようなものに名前を入れてはいけないという事ですね。

ある弟子は11年間で名前を入れたのは数個だったとか。

藻己自身の仕事も、彫っている時間より、小刀を砥ぐ時間の方が長かったと。
職人の中の職人って感じですね[exclamation]
すごいな~と感心するばかりでした。

そして、根付は浮世絵や歌舞伎などからも題材をとっており
そういう知識があるとより楽しめますね。幅広い知識が必要だな~。

講演では私の大好きな柴田是真の名前も出てきて
素晴らしい職人は繋がってるんですね。

気になる講演会が特別展期間中まだありますので、あと2回は行く予定です。
年間パス買って良かった[わーい(嬉しい顔)]

たばこと塩についての常設展示もハイテク化されており
私にはいろいろビックリでした。
今時の展示ってこういうものなのか[exclamation&question]

博物館の近くに面白いお店がありました。

タバ塩付近のお菓子屋さん.JPG

お城のような店構え。和菓子屋さんです。

森八さん.JPG

お土産にいくつか買いました。

森八 和菓子.JPG

この最中はすごいです!
餡がトロ~~りで、モナカが薄~い。 初めての最中でした。
次回も買おうっと。

根付というと、古物市場では象牙で出来たものが良く出ます。
市場でも高値ですので翠雀には手が出ませんが
根付の良し悪しのポイントが少しわかったような気がしています。
次からはそういう目で見て修業しなくては。

押上、浅草、錦糸町など、徒歩圏内なので
ぶらぶら歩きもオススメです。

今回、印象に残った言葉は

『持っていれば粋、持たなければ野暮』

皆さんも小さな根付の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

夜のスカイツリー.JPG
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー
美術館・博物館 ブログトップ